とろんこアカデミーBLOG

2025年9月5日(金) 「あのね…えっと…」

いつもとろんこアカデミーのBlogをご覧いただきありがとうございます。

 

『とろんこアカデミーBlog』では、日々の活動の様子を掲載しております。

最後までご覧いただけますと幸いです。

 

~本日のとろんこの様子~

 

皆さんは会話のはじまりや言葉にするのが難しいとき、どのように会話を繋ぎますか?
とろんこアカデミーに来所している子どもたちで多いのは、会話のはじまりで「あのね」や「ねえねえ」などを使うことです。
また、会話の間を作る時は「えっとね」や「あれあれ」などが多く使われます。
上記のような表現は学習障害のお子様がよく使う言葉としても取り上げられることがあります。
どうしても、そのあとの言葉が続かず、保護者様で子どもの会話を待つことが苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、「あのね」や「えっとね」を使うことで利点もあります。
1つ目は「会話のスタートになる」です。会話のきっかけや頭の中で話すことを整理している間に相手の注目を集めることができます。
2つ目は「相手の関心を引ける」です。上記と重なる部分もありますが、「今から大事なことをいうよ」のサインになったり、聞いてほしい気持ちを自然に表現できます。
3つ目は「考えるための時間を作れる」です。言葉がすぐに見つからなくとも間を繋ぐことができたり、焦らずに次の言葉を探せる安心感につながります。
4つ目は「感情や思いを伝える入口になる」です。「あのね」から始めることで、子どもは自分の気持ちや体験を表しやすくなる。特に自己表現が苦手な子にとっては「安心の言葉」になります。
ただし、話したいことはあるのにうまく表現できず、「あのね」で止まってしまうケースもあるので、聞く側がじっと待つことで安心感をもってもらうことも大切です。

 

最後まで当Blogをご覧いただきありがとうございました。
明日もとろんこアカデミーは皆様の来所を心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。

 

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