とろんこBLOG

2021年3月12日(金)漢字って、どう学習したらいい?

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学習の上で子どもたちを悩ませる、一番といってもいいのが「漢字の学習」。そこで今日は、私たちがどんな教材や方法を使って子どもたちを支援しているか、ご紹介できたらと思います。

まずは教材いろいろ

カードや参考書、ワークの一部です。その中の1つ「漢字はかせ」は、こんな風に使用します。

「へん」と「つくり」が分けられたものを組み合わせ、1つの漢字を作るというもの。漢字はいくつかの部分で成り立っているので、「へん」であれば、他の漢字で使われていることを知るのも覚え方の一つ。

「漢字たし算」というプリントを使うこともあります。部首をわけることで、組み合わさると複雑なものが、意外とカンタンに見えるかな?

漢字の成り立ちを知る、こんなカードもあります。

漢字は表意文字、1文字ごとに意味を持ちます。それぞれの漢字の成り立ちや意味を、視覚的に学ぶことで、記憶に残るようにする方法もあります。

間違い探しや、足りない部分はどこか考えるのも、漢字に興味をもつ方法です。

このプリントは、漢字の欠けているところを探して、正しい漢字を書くというもの。なんとなくあっているようだけど、ちょっと違う・・・と考えることで、あっ!と気づく。そんな過程の中で、記憶は定着していきます。

また、書き順がバラバラであったり、間違っている場合には「空書」(空中に手を動かして書く)が効果的だそうです。身体をつかうことで、覚えやすさにつながるとか。机の上に指で書いて練習するのも効果的です。エンピツで書くのが苦手な子には、字を書く前に、まずこうした活動を取り入れてみてください。

漢字というと、ただひたすら同じ字を書いて練習すれば覚える、というイメージですが、書くこと自体に困難さがある子どもたちには、そのことで漢字を嫌悪しがちです。ちょっとした工夫ややり方で、ことばにつながる漢字に興味を持ってくれたらと思います。

というわけで、おうちでの漢字学習の参考にしていただければうれしいでーす。今日は、子どもたちが実際に活動している画像が撮れなかったのですが、子どもたちは元気にそれぞれの活動に取り組んでくれました。今日はこれまで。

また明日です~💗

 

《Matsubara》

 

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