いつもとろんこのブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は一人の子のスケジュールの紹介からです。

この中の「目のたいそう」とは「ビジョントレーニング」のことです。とろんこに来ている子の中でも、多くの子の予定に入っているこのトレーニング。視力ではなく視機能を鍛えるものです。2.0とか0.8とかの視力ではなく物を見る力を鍛えます。机に座りながら取り組むものあれば、広いホールに出て体全体を使ったトレーニングもあります。様々な効果が期待できますが、とろんこの中ではこのビジョントレーニングを続けたことで、苦手だった板書に嫌悪感を覚えなくなった、活字の本を読むようになった、なんて子もいます。

こう見ると４の宿題が予定のなかのごく一部でしかないように見えますが、実際はそうではありません。

具体的に1時間のなかでそれぞれ何分ほど取り組んでいるかお伝えします。

・おはなし　⇒　1分

・めのたいそう　⇒　2分

・からだならし　⇒　3分

・しゅくだい　⇒　30分以上

・めいろ、てんつなぎ、のうトレ　⇒　5分～7分

・おたのしみ　⇒　５分弱

このようにスケジュールだけ見ると、1時間の中のごくわずかな時間しか宿題や学習をしていないように見えますが、実際に取り組んでいる時間を見ると一目瞭然で学習中心なことがわかります。とろんこの軸はあくまでも「学習」です。また宿題のあとも、様々なプリントなどを使って学習の基盤となる認知機能を養っています。

もちろん内容、時間配分は子どもによって多少変化しますが、【学習中心】ということに変わりはありません。

上記、「学習中心！」ということをお伝えしたく、机に向かっている写真が多くブログには載っていますが、↑の写真のように、色々な道具を使ってサーキットを作り楽しんで体を動かしたりもしています。

子どもによって様々な取り組みがあるとろんこですが、「学習」というツールを使って子ども達の劣等感を1つでも剥ぎ取り、自己肯定感を高め笑顔で「またね！」と帰ってもらえるよう皆と接していることに変わりはありません。

訓練。備えあれば憂いなし。

今日も一日ありがとうございました。

また明日もよろしくお願い致します。

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