とろんこアカデミーBLOG

2026年10月13日(火) 答えはひとつでも、たどり着き方はひとつじゃない

いつもとろんこアカデミーのBlogをご覧いただき、ありがとうございます。

当ブログでは、とろんこアカデミーでの日々の取り組みや、子どもたちの様子を紹介しています。
子どもやスタッフの顔等はプライバシー保護の観点からモザイク等の処理を施しております。あらかじめご了承ください。
本日も最後までご覧いただけますと幸いです。

~とろんこの活動の様子~







算数の問題には、決められた答えがあります。
18+27の答えは45であり、どの子が解いても答えそのものは変わりません。
けれど、その45という数字にたどり着くまでの道のりは、子どもによってずいぶん違います。
筆算で考えるとわかりやすい子もいれば、頭の中で数を分けながら計算する子もいます。
図にすると理解できる子もいれば、具体的なものを使って数の動きを確かめることで、ようやく納得できる子もいます。
同じ説明を聞いてすぐに理解できる子がいる一方で、言葉を変えたり、順番を変えたりすることで、初めて問題の意味が見えてくる子もいます。
大切なのは、どの方法が優れているかを決めることではありません。
その子にとって、どの方法なら考えやすいのかを見つけていくことです。
学習につまずいたとき、私たちはつい「もう一度説明すればわかるかな」と考えます。
もちろん、繰り返し伝えることが力になる場面もあります。
ただ、何度説明しても伝わらないときには、説明の回数を増やすだけでなく、伝え方そのものを変えてみる必要があるのかもしれません。
言葉だけでは難しければ、目で見てわかる形にしてみる。
問題文を読むことが負担になっているなら、文章を短く区切って整理してみる。
計算の手順が混乱しているなら、どこから考えればよいのかを一緒に確認してみる。
小さな工夫ひとつで、それまで動かなかった鉛筆が動き始めることがあります。
マンツーマンで学習を支援する良さは、そうした小さな変化を見逃さず、その子の反応に合わせて方法を調整できることにもあります。
どこで迷っているのか、何がわかれば先に進めるのか。目の前の子どもの様子を見ながら、一歩戻ることも、別の道を探すこともできます。
できないことを、すぐにその子の力の限界だと決めつけない。
同じ方法でうまくいかなかったからといって、理解することそのものを諦めない。
方法を変えることで、見えなかったものが見えてくる可能性があるからです。
答えはひとつでも、そこにたどり着く道はひとつではありません。
子どもを決められた学び方に合わせるのではなく、その子が学びやすい道を一緒に探していくこと。
問題が解けた瞬間だけでなく、その子に合う方法が見つかった瞬間にも、大切な成長があるのだと思います。

最後まで当Blogをご覧いただき、ありがとうございました。
明日もとろんこアカデミーは皆様の来所をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。

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