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とろんこアカデミーBLOG
9.102026
2026年9月10日(木)消しゴムが教えてくれること

いつもとろんこアカデミーのBlogをご覧いただき、ありがとうございます。
当ブログでは、とろんこアカデミーでの日々の取り組みや、子どもたちの様子を紹介しています。
子どもやスタッフの顔等はプライバシー保護の観点からモザイク等の処理を施しております。
あらかじめご了承ください。
本日も最後までご覧いただけますと幸いです。
~とろんこの活動の様子~

とろんこの学習机には必ず消しゴムがあります。
まだ新しく白く四角いもの。
少し角が丸くなったもの。
使ううちに小さくなり、持ちやすい大きさになったもの。
どれも毎日の学習の中で何気なく使われているものです。
子どもたちが鉛筆を走らせていると、ふと消しゴムの出番がやってきます。
計算の答えを書き間違えたとき。
漢字の形が思うように書けなかったとき。
考えながら書いているうちに、最初に書いたものを直したくなったとき。
消しゴムは、そんな場面で静かに活躍しています。
消しゴムから見れば、毎日の机の上では、書かれては消され、また新しい文字や数字が書かれています。
けれど、消されたものは「なかったこと」になるのでしょうか。
私たちはそうではないと思っています。
間違えたことに気づいた。
もう一度考えてみた。
書き方を変えてみた。
やり直してみた。
消しゴムで消した一文字の後ろには、そんな子どもたちの思考の跡があります。
学校の宿題などでは正しい答えを書くことが求められます。
けれど、それと同じくらい、間違いに気づき、修正し、もう一度取り組む経験も大切です。
消しゴムは、そのための小さな道具なのかもしれません。
とろんこで子どもたちの学習を見ていると、消しゴムの使い方にも、それぞれの個性が見えてきます。
すぐに消す子もいれば、しばらく考えてから消す子もいます。
一度消して書き直す子もいれば、間違いを残したまま、その横に新しい答えを書いて比べてみる子もいます。
大切なのはどの方法が正しいかを決めることだけではありません。
その子が自分の間違いにどう向き合い、どうやって次の一手を選んでいるのか。
そこには、学習そのものだけではなく、考える力や、自分の状態を確かめる力も表れています。
そして、少しずつ小さくなっていく消しゴムを見ると、それだけたくさんの「考えた時間」があったのだと感じることがあります。
消した跡は、失敗の跡ではありません。
考えた跡。
試した跡。
やり直した跡。
そう考えると、机の上に残る小さな消しゴムのカスさえも、少し違って見えてきます。
今日も、とろんこの机の上で鉛筆が動いています。
そのそばには、静かに消しゴムが置かれています。
次に消されるのは間違いかもしれません。
でも、そのあとにはきっと、もう一度書かれる何かがあります。
消すことは、終わることではなく、次の一歩を始めること。
そんなことを、机の片隅にある小さな消しゴムが教えてくれているような気がします。
最後まで当Blogをご覧いただき、ありがとうございました。
明日もとろんこアカデミーは皆様の来所をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。





