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『とろんこアカデミーBlog』では、日々の活動の様子を掲載しております。

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～本日のとろんこの様子～

日々の支援の中で、私たちが大切にしていることの一つに、「スタッフは児童の上でも下でもなく、対等な立場で関わる」という考え方があります。
支援という言葉から、大人が教え導く姿を思い浮かべることもあるかもしれませんが、私たちはまず、一人の人として向き合うことを大切にしています。
大人と子どもという立場の違いはありますが、気持ちや考えを持つ存在としては対等です。
指示や命令で動いてもらう関係ではなく、「どう思っているのかな」「どんな方法ならできそうかな」と一緒に考える関係であることが、支援の土台になると感じています。
そうした関わりの中でこそ、子どもたちは安心して自分の気持ちを表現し、挑戦しようとする力を育んでいきます。
もし大人が上に立ちすぎてしまうと、子どもは評価される側になり、本音を伝えにくくなることがあります。
反対に、大人が下に回りすぎると、頼ることが難しくなってしまう場面もあります。
だからこそ、横に並び、同じ目線で関わることが大切なのだと思います。
対等に接するということは、すべてを子ども任せにすることではありません。
必要なときには支え、迷ったときには選択肢を示しながら、一緒に考える存在でいることです。
その積み重ねが、「自分で決めていい」「自分の気持ちを伝えていい」という安心感につながっていきます。
ご家庭でも、日々の関わりの中で、子どもの意見に耳を傾けたり、一緒に考える時間を持ったりすることで、同じような安心感が育まれていくのではないでしょうか。
小さなやりとりの積み重ねが、子どもの自信や主体性を支えていきます。
これからもとろんこアカデミーでは、上下ではなく横の関係を大切にしながら、子ども一人ひとりと向き合っていきたいと考えています。
人として尊重し合う関係の中でこそ、支援は自然に、そして確かな形で成り立っていくのだと思います。

最後まで当Blogをご覧いただき、ありがとうございました。
明日もとろんこアカデミーは、皆様の来所を心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。