いつもとろんこアカデミーのブログをご覧いただきありがとうございます。

何やら真剣にお絵描き（動画）。

春休みスペシャル企画ということで、プラバンで作品作りをしているところです。時間のある休みだからこそできること。

焼く前

焼いているところ

焼き上がり

コイのキーホルダー、完成です。

実はこのプラバン、焼いている途中でぐにゃぐにゃと丸まってしまいました。一時は悔しい気持ちでいっぱいになってしまった彼。落胆しながらも、＜ダメもとや！入れてみよ～＞と再度トースターに戻すとぐにゃぐにゃしていたプラバンが縮み、先ほどより平らに！！！「まっすぐになった！！」と歓喜の表情を浮かべる彼の顔が忘れられません。キーホルダーを誇らしそうに握りしめてとろんこを去っていきました。

とろんこブログは基本的に写真でその日の様子をお伝えしています。ただ、いくら写真を撮っても、やはり写真には写すことが出来ない瞬間が本当にたくさん、たくさんあるのです。

もし、『子どもはとろんこでどんなふうに過ごしてるんだろう』『とろんこの先生たちってどんな人なんだろう』と ？ が浮かんできたら、是非先生たちに尋ねてみてください。お家での様子や皆さんの思いも教えていただけると、何か新しい風が吹くかもしれません。

当たり前ですが、子ども達は大人の思うようには育ちません。かつて子供だった私たち大人がそれを証明していると思います。

用意された学びも大事ですが、プラバンがぐにゃぐにゃになった後に平らになったような、不意の学びは身に沁みます。デデデ大王も言っていますが、『ダメで元々、人生はギャンブルゾイ！』なのです。舗装された道路より、草の生い茂る裏道を通りたくなる瞬間が確かにありました。嘗てはその気持ちを大事にしたかったし、周囲にも大事にしてもらいたいと思っていました。無駄に大人になってしまった今、学習中に草むらに入ろうとするのをつい止めたくなってしまうこともありますが、本来、草にまみれ、多少傷をつくることで学ぶことも多いはずです。人生において、効率を考えたり、障害物がないことが必ずしも善いとは限りません。

大人になると薄れていく”寄り道”の面白さを、子ども達から学ぶ日々。私の拙い文章では伝えきれませんが、ぜひ皆さんとシェアしたいと常々思っています。

今日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。

近藤