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とろんこアカデミーBLOG
10.192026
2026年10月19日(月) 助けてと伝えること

いつもとろんこアカデミーのBlogをご覧いただき、ありがとうございます。
当ブログでは、とろんこアカデミーでの日々の取り組みや、子どもたちの様子を紹介しています。
子どもやスタッフの顔等はプライバシー保護の観点からモザイク等の処理を施しております。あらかじめご了承ください。
本日も最後までご覧いただけますと幸いです。
~とろんこの活動の様子~

困ったときに「助けて」と言う。
それは、大人にとっては何気ないことのように思えるかもしれません。
しかし、子どもにとっては、決して簡単なことではない場合があります。
何がわからないのかをうまく言葉にできなかったり、できない自分を知られたくなかったり、誰かに頼ることに不安を感じたりすることもあります。
助けが必要な場面でも、黙って手が止まってしまう子どもたちがいます。
とろんこアカデミーでは、子どもたちが「助けて!」「ここがわからない」「一緒に考えてほしい」といったヘルプサインを出せるようになるために、まずはスタッフとの関係性を築くことを大切にしています。
学習を教えることや、課題に取り組むことはもちろん大切です。
しかし、その前に、子どもが目の前の大人を信頼し、「この人になら困っていることを伝えても大丈夫」と感じられることが必要だと考えています。
例えば、問題がわからず手が止まっているとき。
すぐに答えを教えるのではなく、子どもの表情や様子を見ながら、必要に応じて声をかけます。
自分から質問できる子もいれば、困っていてもなかなか言葉にできない子もいます。
そんなときには、言葉になる前の小さなサインにも目を向けます。
視線や表情、鉛筆が止まる様子など、子どもが発しているサインはさまざまです。
そして、助けを求めてくれたときには、その声をしっかりと受け止めます。
「わからない」と伝えられたこと、「手伝って」と頼れたこと。
それは、ただ課題を進めるためだけの行動ではありません。
自分の困りごとに気づき、それを誰かに伝え、必要な支援につなげるための大切な力です。
もちろん、いつもすぐに「助けて」と言えるようになるわけではありません。
何度も経験を重ねながら、少しずつ自分の気持ちを表現できるようになる子もいます。
言葉で伝えることが難しい場合には、指さしやカードなど、その子に合った方法で知らせることもできます。
大切なのは、決まった言い方で助けを求めることではなく、その子なりの方法で「困っている」という気持ちを表せることです。
また、子どもが安心して助けを求められるためには、周囲の大人の姿勢も欠かせません。
わからないことを責められない。
失敗しても否定されない。
助けを求めたときに、きちんと耳を傾けてもらえる。
そうした経験の積み重ねが、「困ったときには頼ってもいい」という安心感につながっていきます。
私たちが関係性の構築を大切にしているのは、子どもたちに何でも一人でできるようになってほしいからではありません。
自分で考えて取り組む力と同じように、必要なときには人を頼る力も、これからの生活を支える大切な力だからです。
「助けて」と言えることは、弱さではありません。
自分の困りごとに気づき、誰かとつながろうとする力です。
子どもが小さな声で発した「ここ、わからない」というひと言。
その言葉が出てくるまでに、どれほどの勇気が必要だったのでしょうか。
だからこそ、その声を受け止められる大人でありたい。
そして、困ったときに安心して頼れる場所があることを、子どもたちの日々の中に、少しずつ積み重ねていきたいと思います。
最後まで当Blogをご覧いただき、ありがとうございました。
明日もとろんこアカデミーは皆様の来所をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。






