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～本日のとろんこの様子～

本日のとろんこで「福笑い」を行っている子どもがいらっしゃいました。
福笑いとは目隠しをして顔の輪郭にパーツを並べて遊ぶ、お正月によく行われる伝統的な遊びです。
福笑いを行う理由は「みんなで笑い合い、福を呼び込むため」と言われています。
ですが、療育施設や保育施設ではコミュニケーションのトレーニングで取り入れられることがほとんどです。
例えば、二人一組で行い、1人が指示役となります。
「これは目です。目はもう少し右です。目が反対なのでまわしてください。」などどうすれば目隠しをしている人が理解できるのかを確認しながら行うことで、コミュニケーションの練習になります。
視覚情報がない方には抽象的な表現は伝わらず、うまくいかないことがほとんどでしょう。
何度も何度も練習することで表現力が身についてきます。
また、福笑いだと失敗も笑いに変わるので、失敗に感じにくい利点もあります。
遊びの中に意味を見出すことも大切です。

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