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～本日のとろんこの様子～

「今年の漢字」は、その年の出来事や世の中の動きを一文字で表す、日本ならではの行事です。
今年選ばれた漢字は「熊」でした。
各地でクマの出没が相次ぎ、自然との距離や、人が安心して暮らすことについて考えさせられる場面が多かったことが、この一文字に込められているように感じます。
日々のニュースを通して、私たちの暮らしと自然との関係を見つめ直す機会になった方も多いのではないでしょうか。
そんな話題に触れながら、もし私たちの施設として漢字一文字を選ぶとしたら、毎年変わらず「人」になるだろうと思っています。
ありきたりかもしれませんが、放課後等デイサービスの毎日は、人と人との関わりによって支えられています。
子どもたちの小さな変化に気づこうとするスタッフのまなざしがあり、日々の生活の中で子どもを支える保護者の想いがあります。
そして、学校の先生方や地域の方々、関係機関の皆さまとの連携があってこそ、子どもたちは安心して過ごし、成長していくことができます。
支援は施設の中だけで完結するものではありません。
ご家庭での様子、学校での出来事、地域での関わり、そのすべてがつながり合いながら、子どもたちの毎日が形づくられています。
だからこそ、私たちは「一緒に考えること」「思いを共有すること」「同じ方向を向いて支えること」を大切にしています。
一人ひとりの力は小さくても、人がつながり合うことで、子どもたちにとって大きな安心へと変わっていくと思います。
施設の中でも、スタッフ同士が声を掛け合い、悩みや気づきを共有しながら支援を続けています。
子どもたちは、そうした人と人との関係の中で、自分の気持ちを知り、相手を思いやり、少しずつ社会とのつながりを広げていきます。その積み重ねが、これから先の大きな力になっていくと思います。
今年も残りわずかとなったこの時期、これまでの日々を振り返りながら、これからの時間をどう大切に過ごしていくかを考える頃でもあります。
今年の漢字が「熊」であったことに思いを重ねつつ、私たちはこれからも「人」を大切に、子どもたちのために支援を続けていきたいと思います。

最後まで当Blogをご覧いただき、ありがとうございました。
明日もとろんこアカデミーは、皆様の来所を心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。