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とろんこBLOG
3.12024
2024年3月1日(金) 「みえるもの」「みえないもの」
いつもとろんこアカデミーのBlogをご覧いただきありがとうございます。
『とろんこアカデミーBlog』では、日々の活動の様子を掲載しております。
最後までご覧いただけますと幸いです。
昨日、知人とこんな話をしました。
「画家などの芸術家の人たちは、なぜ生前に作った作品は生きている間に評価されず、亡くなって評価されるのか。」
私は知人に言いました。「その時代にその作品を評価できる人がいなかったのではないか。」
それも一理あるだろう、と知人は言いました。
そのあと、知人は昔あったおじいさんの話をしてくれました。
そのおじいさんは物作りが大好きで、俳句や切り絵などといった作品を毎日作られていたようです。
知人はおじいさんに聞きました。「なぜそんなに毎日いろんな物を作るの?」
おじいさんは「私がいなくなってもこの作品を大切にしてくれる人がいたら、私が生きていた証が残るから。あなたが私の作品をもっていてくれたら、私はあなたの中で生き続けるから。」と答えてくれたようです。
私はこの話を聞いたとき正直少し涙ぐんでしまいました。
その1つ1つの作品はおじいさんを知らない人からすれば、ただのおじいさんが作った娯楽品かもしれません。
けれど、その人と思い出がある人、関わりがあった人からすれば、その作品はおじいさんとの思い出が詰まったたった1つの大切な作品です。
そう考えると、今の時代に高い評価を得ている過去の作品たちは「その人が生きた証」なのかもしれません。
とろんこの子どもたちの様子とは関係ない話かもしれませんが、私が個人的にグッときたいいお話でしたので、載せさせていただきました。
では、子どもたちの様子をお送りいたします。
~本日のとろんこの様子~
冒頭では、視覚的に「見えるもの」に対しての評価について書かせていただきました。
ですが、施設では子どもたちの視覚的に「見えるもの」ではなく、「心で感じるもの」などの視覚的には捉えられない部分の評価が多いように感じます。
人が人の気持ちを感じ取り評価する、とても難しいことですが日々私たちは試行錯誤しながら、子どもたちと向き合っていきたいと思います。
心のつながりがあるからこそ、とろんこは子どもたちにとって居心地のよい居場所になっていくと思います。
本日もありがとうございました。
明日もとろんこアカデミーを何卒よろしくお願いいたします。
弊施設ガイドライン自己評価は
下記をクリックして参照ください。
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