いつもとろんこアカデミーのブログをご覧いただきありがとうございます。

じりじりと太陽が照り付ける暑い一日となりました。ほぼ夏です。

さて、本日のとろんこの様子です。

紙芝居のようにテンポよく捲られていく紙を見て、腕を上下左右に振っている彼。一体何事？と思うかもしれませんが、これも身体を使ったビジョントレーニングです。10回のうち7回くらいはピシっと決まっていました。あとの3回、慌ててしまって、へにゃ～となるのも、伸びしろがある証拠！

一つずつ書かれた矢印体操をクリアしたら、レベルアップ。縦方向に連続で腕を振る姿をタイムラプスで撮影したらなんだかおもしろいことになりました（動画）。

こちらも体慣らし。やや前かがみになり、球を前後左右に巧みに打ち分けるその姿は、ほぼプロのそれです。

お楽しみはお絵描きを選び、「ジミンちゃん描く」と何も見ずにさらっと描き上げました。最近韓国アイドル沼に足を突っ込みに行っている彼女。おかげで私の最新アイドルの知識が更新されています。

こちらにも卓球のほぼプロフェッショナルが。器用に球に回転をかけ、対戦相手の先生を翻弄していました。＜もうちょっとゆるくラリーとかしようよ＞と外野から声をかけると「とろんこの先生たちを鍛えるのが俺の仕事だから！」とにやりと笑って再び鋭いサーブを放っていました。

＜完璧じゃなくていいよ～。大体でおっけ―！＞

実はこの発言、私がよく子ども達にいう言葉なのです。子どものころは、こういうことをいう大人に対して”なんて適当なんだ。私のこの先の人生の責任をとってくれるわけでもないのに！”と穿った見方をしていました。まだまだ道半ばではありますが、それなりに人生を歩んできて思うのは、”ほどほどって大事だけど、とっても難しい”ということです。

飴の摑み取りなんかを想像してもらえたらいいと思うのですが、それぞれが抱えられる量・持っていられる量は違います。赤ちゃんと大人はもちろん、同じ年齢だって手の大きさは違うはず。心のコップ（キャパシティ）が違うのも、当たり前。だから、それぞれの持っているコップの60％が満たされたらOK、くらいの気持ちでいると、急に枯渇したり、あるいは溢れ出してしまったりすることが避けられるかもしれません。

大人も子どもも、ほどほど、60%くらい、大体でOK！子どもと先生の立場が逆転するのもあり。それがとろんこです。

今日もありがとうございました。

明日もどうぞよろしくお願いします。

近藤