とろんこアカデミーのブログをご覧いただきありがとうございます。

今日の1枚目はこちら。

バランスボールです。青いツルツルしたものと、ピンクのトゲトゲしたものがあります。
運動だけでなく、勉強中の椅子になったりもします。

打ち返す先生と見守る先生。とろんこは1対1の個別、とお伝えしていますが、大人側の1は2になることも3になることもあります。
また、対子どもとの時間は基本的に1対1ですが、それまで時間は先生たちがあーでもないこーでもないと言いながら準備を進めます。1の後ろにはそれ以上の目に見えない数があります。

真剣です、頑張る姿、素晴らしいです。
点数が伸びる、成績が上がるは別、この姿があれば人は輝くのではないでしょうか。

足元からも温もりを。

仕事柄、同業他社さんのブログなんかを見ることもありますが、そんなときによく枕詞のように「今日もみんな元気に・・・」なんて書いてあるところがありますが、それを見てすごいなぁ、と思ってしまいます。それは、とろんこには元気がない状態で来る子もいるからです。
1日10名ほどが来るとろんこで、皆が皆、元気モリモリ笑顔ニコニコで来るわけではありません。しょんぼりモードでとろんこに来てくれたとしても、帰るときには笑顔で、といったようにとろんこがちょっとしたきっかけ、スイッチになってくれればと思います。
実際、今日来てくれた子の中にも、色々なことが重なり入ることを躊躇う子もいました。無理せず、その子のペースで中に入ってもらい、一呼吸置いたのち自分でしっかり切り替えてお部屋に入りとろんこでの時間を過ごし、落ち着いた気持ちで帰っていった子もいます。

気持ちの切り替えですし、自分でするしかないとは思いますが、その切り替えに対してほんの少し背中を押す、もしくは横にならんで一緒に気持ちを共有することが、とろんこの役割なんではないでしょうか。
気持ちの切り替えは自分でするしか、と書きましたが、これは「とろんこで勉強をする」という気持ちに関しても一緒です。いくらこちらが促そうにも、本人がここで勉強をする、という意識がなければとろんこで過ごす60分が無駄になります。小学生でも中学生でもこれは変わりません。

今日もありがとうございました。

加藤