とろんこアカデミーのブログをご覧いただきありがとうございます。

仕事柄、同業他社さんのブログなんかを見ることもありますが、そんなときによく枕詞のように「今日もみんな元気に・・・」なんて書いてあるところがありますが、それを見てすごいなぁ、と思ってしまいます。
それは、とろんこには元気がない状態で来る子もいるからです。1日10名ほどが来るとろんこで、皆が皆、元気モリモリ笑顔ニコニコで来るわけではありません。しょんぼりモードでとろんこに来てくれたとしても、帰るときには笑顔で、といったようにとろんこがちょっとしたきっかけ、スイッチになってくれればと思います。
実際、今日来てくれた子の中にも、とろんこが嫌なわけではなさそうでしたが、暑さから来る疲れからか入ることを躊躇う子もいました。無理せず、その子のペースで中に入ってもらい、一呼吸置いたのち自分でしっかり切り替えてお部屋に入りとろんこでの時間を過ごし、帰るときには笑顔ニコニコで帰っていった子もいます。気持ちの切り替えですし、自分でするしかないとは思いますが、その切り替えに対してほんの少し背中を押す、もしくは横にならんで一緒に気持ちを共有することが、とろんこの役割なんではないでしょうか。
気持ちの切り替えは自分でするしか、と書きましたが、これは「とろんこで勉強をする」という気持ちに関しても一緒です。いくらこちらが促そうにも、本人がここで勉強をする、という意識がなければとろんこで過ごす60分が無駄になります。小学生でも中学生でもこれは変わりません。”とろんこは勉強するところ”と何度もでも伝えます。

みんな本当によく頑張りました。
とろんこは学習・勉強が軸ではありますが、学校や塾とは違います。点数を上げる、いい成績ととるためにとろんこは存在しません。もちろん、夏期講習なんてものも存在しません。とはいえ夏休みだから出来ることもあります。例えば宿題を早く終わらせた子なんかは夏休みスペシャルとしておたのしみ祭りなんかをしたり。学校には学校にしかできないこと、塾には塾にしかできないこと、そしてとろんこにはとろんこにしかできないことがあります。
そんな気持ちの中、日々子ども達と接し、皆の笑顔に元気をもらっている毎日です。

今日もありがとうございました。
加藤