とろんこBLOG

2020年5月2日(土) 思い出ぽろぽろ

いつもとろんこのブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今日は快晴の土曜日、青空が広がっていましたね。子ども達もさわやかな笑顔で元気に来てくれました。そんな子ども達に元気をもらっている今日この頃です。

 

本日も皆がそれぞれに課題や各学習頑張りました!しかし、一枚も写真を撮ることが出来ませんでした…。ということで、少し長くはなりますが、僕加藤の思い出話をつらつらと書かせて頂くので、お時間ある方に読んで頂ければと思います

 


 

僕が高校生の時の同級生のお話しです。

クラスの女子に、小さい頃の事故で右手の指が2本になってしまった人がいました。彼女はその指のことを悲観することなく、ましてや隠すことなく、常に明るく振舞っており、むしろその指で笑いをとるほど、底抜けに明るい子でした。

出会ったのは高校生の頃なので、それまでの彼女のことは知りませんが、きっと想像以上の苦悩があったのではないかと思います。クラスの中でも彼女と仲の良かった僕も、特段その指のことは気にすることはありませんでした。そんな中、非情な質問を彼女に投げかけるクラスメイトがおり、「なんでそんな指なのに、そこまで明るいの?」と聞くものがいました。一瞬、クラス中が静まり返りましたが、その質問に対し、彼女は笑顔で「これが私だもーん」と答えていました。そのあと、両手を広げてふざけてみせて、また笑いを取っていました。今でもはっきり覚えている高校生活の一コマです。

今考えると、彼女の自己肯定感はものすごく高かったんだなぁ、と思わされます。人は皆、心にしても身体にしても、捉え方ひとつでなんらかのハンディキャップを持っていると思います。その部分を悲観するのではなく、ありのまま受け止めることができていた、もしくはそう振舞っていただけかもしれませんが、そんな彼女はとても素敵な人だと今改めて思います。急にこのことを思い出し、今の自分のお仕事にも繋がる部分があると思い、長々とはなりましたが書かせて頂きました。

自分の弱い部分、ちょっとだけ人とは異なる部分を受け入れられる自己肯定感=ありのままの自分を受け入れられる心を持ってもらうことと、その部分を武器にできる社会をつくっていければ、そんな風に考えています。

 

今週も一週間ありがとうございました。

とろんこは明日3日から6日までお休みとさせていただきます。

また7日からよろしくお願い致します。

 

加藤

 

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